ローヒールのサンダルに一目惚れ
インスタグラムでパッと目に入った黒いサンダル。肌を見せる部分と隠す部分の塩梅が良く、1、2cmほどのローヒールが付いたミュールのような見た目に釘付けになりました。歩きやすさと女性らしさが共存したそのサンダルに、これは気になるとアンテナが立ちました。
フラットサンダルの思わぬ落とし穴
今履いている合皮のフラットサンダルは、ぺたんこすぎるが故にツルツルした階段を下るときに、ペタペタと音が鳴り、思わぬ注目を集めることがあります。さらに、大地を踏み締めている感じが膝に伝わってきて、ヒールなし=歩きやすいと思っていたことが実用面で裏目にでました。デザイン面においては、カジュアルになりがちなフラットサンダルには珍しく、編み込んだ細いストラップ、華奢なデザインで気に入っていましたが、やはり実用面が気になり、今年は新しいサンダルが欲しいと思っていました。
試着のため横浜ショールームへ
まずは履いてみたいと思い、ブランドに問い合わせてみました。すると、靴を製作・販売されている女性から丁寧な返事が返ってきました。そこからとんとん拍子に話は進み、日時を合わせて横浜のショールームで試着させてもらえることになりました。文面を通して伝わる繊細で丁寧なお人柄にますます試着日が楽しみになりました。
ついに一目惚れの靴とご対面
女性と駅前で待ち合わせ、ショールームに案内していただきました。扉をあけると、ブーツやローファーなどの革靴が綺麗に並んでいて、その中からあのサンダルにすぐに目が止まりました。期待通りのルックスです。少し談笑した後、早速試着させていただきました。
さて履いた感想は?
サンダルにそっと足を通し、鏡の前に立ってみると、うん、うん、これこれ。と心の中で頷きました。一緒に合わせたいワンピースで訪れましたが、その洋服との組み合わせも申し分なし。痛くなりやすい鼻緒にはクッションが入っています。製作されている女性が、鼻緒で痛くなるのが嫌だからと聞いて、気になるポイントが合致していて嬉しくなりました。わずかなヒールがあることにより、かえって歩きやすく、例のペタペタ音もなく快適です。
サイズ選びに迷う
このサンダルを買うと決めてから、サイズ選びに迷いました。今履き心地がいいのはLサイズですが、ヤギ革は柔らかくなるため、ワンサイズ下げるのがお勧めとのこと。サイズを下げてかかとが落ちる感じがなければ履き心地に問題なく、その方が全体のバランスもスマートになります。一方で、ゆったり履くために、あえてLサイズを選ぶ方もいるのだとか。かなり迷いましたが、かかとは落ちていないこと、ミニマムなのが好みなので、Mサイズに決めました。(編集長の靴のサイズは24cm)
お楽しみはお預け
無事、靴のオーダーが完了しました。そこから製作されるため、お届けは約3ヶ月後です。(お渡し日はスケジュールや靴の種類により異なります)私の場合は7月末頃です。図らずしも誕生日月なので、自分へのバースデープレゼントとしてメモリアルな一足になりそうです。靴が届いたら、こちらの記事に履き姿をアップしたいと思います。なぜなら、履くとより素敵さが伝わるはずですから。
靴を製作・販売されている女性は、小さな息子さんがいるお母さんという共通点もあり、会話に花が咲きました。また、本もレンタルしていただき、素敵な感想まで頂き、忘れがたい出会いとなりました。
premio gordo
受注制レディース・メンズの靴ブランド。不定期(3か月に1回程度)で馬車道駅すぐのショールームで受注会を開催しています。目安として、通常注文より6か月後にお渡し、サンダルなどのレディース一部デザインは3か月後にお渡し。最新情報は公式サイト、インスタグラムをご確認ください。